紫紋のヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験談 その9 「ゆるすということ」

最近、私、潜在意識と繋がりやすくて
日常でも突然にメッセージが
降りて来ることが(汗)
精度の確認が出来ないので、
あんま人には伝えないけど・・。
そしてセッションを隣で聞いているだけでもう
「ヤバイ」ですね。
すぐに入っちゃう。

先日、人の催眠誘導を聞いてるだけで
深く入って過去世の出来事を思い出した・ひとつ。

私のヒプノ体験談 その9 「ゆるすということ」

暗示療法のセッションを隣で聞いていると
感じたのは・・・

火事。
燃え盛る炎の中
一人の少女が助けを求めている。
日本家屋の2階。
ここは女郎宿で
私は、女郎の一人。年は25歳くらい
赤い着物をまとっている。

「いったいなんてことしてくれたんだよ」
私は、この子に対して
なんだかとても冷めた感情、そして怒り。
その少女は、行燈に火をつけようとして
倒して火を出したのだった。
そしてそのまま焼け死んだようだった。

逃げて助かった私は
なぜ、この子に対してこんなに冷たく
怒りをもっているのだろう?

イメージの中で時間を戻していくと
その娘が同郷出身者で、
親に見捨てられ
お金のために身売りされてきた事がわかりました。
そして、自分が目を掛けていたことも。
いいえ、かわいがっていたんじゃない
どんくさいその子に、少し教えただけ。
私の大好きな優しいお客が言ったから
何かくれてやっただけ。
でも、その子は
私にかわいがってもらったって勘違いしたんだ。
誰にも愛された事がなかったから。
私に愛してほしかったから。
だから私のために行燈に火をつけてくれたんだ。

私がこんなに冷たいのは
体を売るこの仕事が心底嫌だったから。
いつしか感情を感じる事をやめて、
冷淡になることで自分を守っていたから。
そして「怒り」は
大好きなお客が、火事からその子を助け出そうと
燃え盛る中に入り、帰ってこなくなったから。
誰しも愛を求めていた
それだけだった。
—-
そのあとイメージで
少女と添い寝して
いっぱいいろんなお話をしました。

私の腕の中で
無邪気に笑ったり
穏やかに眠るその子をぎゅっと抱きしめて
「ごめんね。私をゆるしてね」って。
私は、多くの人に許しを伝えて
許されてここに或るのに
ある出来事が許せずに引っかかって
前にすすめずにいて。
自分はなんて未熟でちっぽけで。
取るに足らない存在なのか。
そして多くの人に守られて
導かれているのか。
深く、深く感謝です。

この前世を感じる時間
おそらく5~10分くらい。
はって気づいたけど、
まだ暗示療法の誘導を読み上げていたもんね。
「え、マジで?」って思ったし
催眠って、本当に奥深い!
だからセラピストってほんっとに幸せな仕事です。

 

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