ヒプノセラピー体験談317号「エゴの望みの癒やし〜魂の望みを知る1/3」

名古屋の催眠療法士　紫紋です。

年末最後にセッションのまとめ投稿です

ご紹介するのは、
大企業でエンジニアをされている男性のクライアント様。

お仕事で辛い中で「生きがいの創造」を読まれて、精神世界に興味をたれ、
「学べば学ぶほどに、心が楽になった。そろそろ本当にやりたいことをしたい」
・・というご相談でご来談くださいました。

この男性は、知識豊富で
エンジニアだけあって、理系で理性的。
美術、音楽もお好きなことから感性豊かであることも感じ取れます。

スピリチュアルな知識によって救われた経験から
今現実社会だけに生きて辛い人に対して
表現したいという思いが強い様子。

今回前世を知り、メッセージを受け取ることでもっと理解したいとの思いから
前世療法を受けにいらっしゃいました。

とても素晴らしいと思います✨

ですが、それと同時に感じたのは
「認められたい」と「認められなくてもいい」との思いが
心の中で引っ張り合いをしているということ。

認められたくて、お仕事もがんばられた。

でも、うまくいかないと
「やっぱり自分は認められないんだ。もう認められなくてもいいや」と
拗ねた気持ちになられていた。

だから、今度は
フィールドを変えて（仕事や人生を変えて）感性や、精神世界を表現することで
「認められたい」と捉えていらっしゃる様子。

まるでそれは、切ない心の叫びのよう。
やけっぱちにも見て取れます。

このパターンは、幼い頃から繰り返されていたもの。

「認めて、認めて。なんで認めてくれないの！認めてくれないなら、もういい！」

感性や精神世界で生きていくことは
とても素晴らしい事だと思います。

だけれど、その「認められたい」のエゴの思いから動いたことは
いつか行き詰まりを見せるでしょう。

なので、このクライアント様は、３つの観点で進みました。

❶　エゴの望み「認められたい。認めてくれなくてもいい」を癒す事→1／３
❷　魂の望みを知るべく「今世の使命役割がわかる前世→２／３
❸　ハイヤーセルフからのメッセージを受け取ること→3／３

 

 

ヒプノセラピー体験談317号「エゴの望みの癒やし〜魂の望みを知る1/3」

※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。ご意見、お問合せはコチラまで

 

催眠状態に入り、安心安全な空間の中で、

認めて欲しい、どうせ認められないんだ・・と感じていた記憶に戻ると

3歳の頃。
『なんでできないの！』お母さんが怒っています

暗くて狭い居間に立たされて
とても悲しい気持ちです。

幼い自分の心の切ない心の叫びを感じます。
「怒らないで。いい子にするから。辛い。
本当は、抱きしめて欲しい。ヨシヨシしてほしい
頭撫でて欲しい・・・」

 

でもお母さんはなぜそんなに怒っているのでしょう。
潜在意識下では、誰かの意識の中に入り、深い気持ちを知ることができます。

お母さんは
『言うこと聞かなかったから怒った
　いい子に育てないと、おばあちゃんに小言を言われる。
　長男の嫁だから、ちゃんと教育しないとダメ』

 

さらにお母さんの深い気持ちに触れると

お母さん
「ごめんね。期待しすぎたね
　周りは敵だらけで、あなたしか頼りがしかいなかった」

心の奥の本当の気持ちは、
いつだってとても優しくて平和的。全てを癒します

イメージの中で、本当にしたいことをしていきます。

記憶の書き換えとは（無理矢理書き換えるのではなく）
お互いが本心で向き合い接することで
自ずと意識が変容すること

まずは、お母さんが癒しが必要でした。

「本当は、温泉に行って
おいしいもの食べることがしたい。」

お母さんが癒されると、安心して
大切な息子へと意識が向かいます。

頭をヨシヨシして、愛おしい時間。

「あなた（息子）は私の宝物。
　立派に育って欲しい
　元気に育ってほしい」

「褒めてもらいたかったんだ。認めてもらいたかったんだ
　見てって言う気持ちだった
　今こうして、いっぱい抱きしめてもらった
　あったかい」

浄化の涙とともに、
ほっこりととてもいい時間を感じられたようでした。

〜〜〜

続きは、

ヒプノセラピー体験談317号「エゴの望みの癒やし〜魂の望みを知る２/3」

です。

あなたは何を感じられましたか？
どうかあなたのより良い人生に向けて
お役に立つと幸いです✨

〜〜〜

拙著「生きづらさを解消するイメージセラピーＣＤブック」が
２刷になりました。ありがとうございます！