ヒプノセラピー体験談

ヒプノセラピー体験談300号「旦那が怖い・・離婚も考えています1/3」

◆ 結婚して一年。時折「父といるような」怖さを感じてしまいます。
このまま怖さが続くのならと、離婚も考えてしまいます・・。

お辛そうに語られるクライアント様ですが、
ご主人のお話をする表情に「愛情」を感じ、仲は良い印象です。

その愛を阻もうとする「父への怖さ」はどんな大きさなのでしょう・・。

生い立ちを伺っていくと、
4年前に亡くなられたお父さんは、幼い頃とても怖い人だったよう。

お酒を飲むと酔って暴れて、幼い娘に容赦なく辛く当たる。
しかもお母さんがいないときに限って。

その強い影響から、
大人になったクライアント様は長く精神科に通われたそう。

でもそんなある時お父さんが
幼い頃の仕打ちに向き合い、ちゃんと責任を理解し謝られたことで、
諸症状は収まり

投薬治療を終えることができたのだそう(もう10年以上前のこと)

でも、いま
クライアントさんが結婚してちらつく「父の影」

大人になり、危害を加えた相手と良好な関係になったとしても

傷ついたインナーチャイルドがケアされずにいると
大人になって困った形で蘇ってくることもあるのです。

この方のセラピーは流れの中で

1、インナーチャイルドの癒し
2、小学校時代のいじめの記憶の癒し(年齢退行)
3、お父さんとの記憶の癒し(年齢退行)
4、フューチャーペーシング

などと一度のセッションにて進みました。
長いので、端折りながらご紹介しますね。

ヒプノセラピー体験談 その300「旦那が怖くて、離婚も考えています1/3」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。ご意見、お問合せはコチラまで

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催眠誘導後、深い意識状態に沈み込み
「怖かった」と感じていたインナーチャイルドに

出てきてもらいました。

9歳。学校の制服とスカートをはいている9歳の自分。
泣いている姿が浮かびます。

大人の自分が、インナーチャイルドを「おいで」と呼び寄せると
たくさんの言葉と涙があふれてきました。

「ずっと一人ぼっちだったの。
寂しかった

ずっとずっとあなたを待っていた。
だれも気づいてくれなくて辛かった

誰も私の事わかってくれないの

だから私なんていなくてもいいって思うの
もう消えてなくなってしまいたい・・・」

悲痛な叫びが聞こえます。
置き去りだったインナーチャイルド。待ちわびていたようです。

大人の自分が抱きしめてあげると

「怒らないで
ただずっとそばにいてほしい・・」

たくさん怒られて、怖かった自分。

大人の自分が抱きしめると
二人はひとつになって

透明な優しいエネルギーに包まれた様子でした。

「暖かくて、感無量です」

~~~

この時点でたくさん泣かれたクライアント様。
随分とすっきりされたようでしたが・・

次回の続きは、
体験談その301「旦那が怖くて、離婚も考えています2/3」として

お父さんとの記憶の癒し(年齢退行)まで進みますね~。

あなたの心にはどう感じましたか?
シモンヒプノセラピー 紫紋 かつ恵

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