紫紋のヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験談43号「亡くなった魂(父・娘)の対話」

名古屋の催眠療法士、公認心理士の紫紋です
 
 
先日の退行催眠スキルアップ講座にて、
生徒さんからヒプノセラピーを受けたので、
その体験談を書きます。
 
 
今回のお題は、亡くなった魂との対話。
グリーフセラピーでした。
 
 
大切な存在の喪失は、
その関係性や亡くなり方などにより、
長く苦しみや痛みをもたらします。
 
 
 
わたしの喪失の痛みの話をしますと、
20年ほど前に娘を生後一か月で亡くしました
 
 
 
たった一か月の命ずっと保育器ですごした娘。
抱きしめられたのは、亡くなる前の数時間だけ。

 
 
育ててもいないし、楽しい思い出もない。
なのに、喪失の痛み、
罪悪感、後悔、無力感、希死念慮は長く続き

ほんの少し楽になったなぁと感じるまでに、
7年ほどかかりました

 

あの時にヒプノを知っていたら、きっともっと
早く楽になっていただろうなぁと思います。

ヒプノセラピーでは、潜在意識下で、
亡くなった魂との対話や交流ができます。

 

大切な人を失うと、多くの方が
罪悪感や後悔、悲しみから
本当の自分らしさを見失い、
人によっては長く長く苦しみが続きます。

 

会いたい、話がしたい、あの事を聞きたい、
でもできない‥のもどかしさ。

 

ヒプノで出会い懐かしい時を過ごし、
感情を解放することで、
言葉では言い表せない程深い癒しとなります

 

今回は、昨年亡くなった父との対話がテーマ

このタイミングで受けられたたことも、
意味があったようでした。

私のヒプノ体験談43号
「亡くなった魂(父・娘)との対話」

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生徒さんの声の波動がとても心地よく、
まるで私の身体を抜けて
くるりと包み込むような安心感、安定感。

自分の内なる美しい草原に、
亡くなった魂、父を呼びだすと、
同時に娘が来てくれました。

 

笑顔で元気な姿の父と、大人になった次女

嬉しくて堪らなくて、たくさんの涙が溢れます。

 

お父さんには聞きたいことがありました。

「ちゃんとしたお葬式も、法事も出来てない。それでいいの?」

お父さんは、なつかしい強い尾張弁です。
「ようやっとるわ。
 がんばっとるの見とるでよ。

 大した家でにゃーで、法事とかはいらんけど
 手を合わしてくれたらうれしい。
 先祖もみんな喜ぶで、
 時々手を合わせに来てくれんか。

 わしが大事にしとった皿や家具とか、
 あんたが大事に使ってくれんか。

 店閉めるときにみんな手放してまったけど、
 少しだけあるで、もってきゃぁ」

父らしい言葉。
いつもお酒を飲んで、偏屈で、めんどくさくて、変わり者で、
でも、ずっとずっと家族を守ってくれた父。

ありがとう、お父さん。本当にありがとう。
手を合わせに行くね。

 

そして、娘との時を過ごしました。

 

イメージの中は無限の可能性がある。

なんだってできる。

 

生きていたらもう成人過ぎているね。

ハツラツとしてる。
 
美味しいカフェに行き、
抹茶のデザートを一緒に食べます。
おしゃべりして、そのあとでお買い物に行って、
 
本当は育てたかった。
成長を見たかった。一緒に過ごしたかった。
 
次女は
「お姉ちゃんは大丈夫だよ。
 今度はお姉ちゃんの子供として生まれるから

 待っていてね」

そうね、たのしみだなぁ。

 

抱きしめると、柔らかい肌、髪と体温、
いいにおいがする。
 
天国で皆んなと楽しく過ごしているんだろうね。
わたしも安心だよ。
ありがとう。
 
たくさん泣きました。

 
 
もうすぐお盆ですね。
お墓参り、
楽しみに会いに行こうとおもっています。
 
 
 
 
写真は、58年前のまだ付き合う前の父と母。
一宮市政100年の写真集に載ってました。

親の愛を知らなかった父でしたが、
母との愛は、ずっと貫いていたようでした。
すごいなぁ。
 
今こうしているのは、
父や母、両祖父母、脈々と続く先祖の御縁から。

ほんとうにありがたいなぁ。

 
あなたの心には何が届きましたか?
 

 

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