◆ 結婚して一年。時折「父といるような」怖さを感じてしまいます。
このまま怖さが続くのならと、離婚も考えてしまいます・・。
お辛そうに語られるクライアント様ですが、
ご主人のお話をする表情に「愛情」を感じ、仲は良い印象です。
その愛を阻もうとする「父への怖さ」はどんな大きさなのでしょう・・。
生い立ちを伺っていくと、
4年前に亡くなられたお父さんは、幼い頃とても怖い人だったよう。
お酒を飲むと酔って暴れて、幼い娘に容赦なく辛く当たる。
しかもお母さんがいないときに限って。
その強い影響から、
大人になったクライアント様は長く精神科に通われたそう。
でもそんなある時お父さんが
幼い頃の仕打ちに向き合い、ちゃんと責任を理解し謝られたことで、
諸症状は収まり
投薬治療を終えることができたのだそう(もう10年以上前のこと)
でも、いま
クライアントさんが結婚してちらつく「父の影」
大人になり、危害を加えた相手と良好な関係になったとしても
傷ついたインナーチャイルドがケアされずにいると
大人になって困った形で蘇ってくることもあるのです。
この方のセラピーは流れの中で
1、インナーチャイルドの癒し
2、小学校時代のいじめの記憶の癒し(年齢退行)
3、お父さんとの記憶の癒し(年齢退行)
4、フューチャーペーシング
などと一度のセッションにて進みました。
長いので、端折りながらご紹介しますね。
ヒプノセラピー体験談 その300「旦那が怖くて、離婚も考えています1/3」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。ご意見、お問合せはコチラまで
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催眠誘導後、深い意識状態に沈み込み
「怖かった」と感じていたインナーチャイルドに
出てきてもらいました。
9歳。学校の制服とスカートをはいている9歳の自分。
泣いている姿が浮かびます。
大人の自分が、インナーチャイルドを「おいで」と呼び寄せると
たくさんの言葉と涙があふれてきました。
「ずっと一人ぼっちだったの。
寂しかった
ずっとずっとあなたを待っていた。
だれも気づいてくれなくて辛かった
誰も私の事わかってくれないの
だから私なんていなくてもいいって思うの
もう消えてなくなってしまいたい・・・」
悲痛な叫びが聞こえます。
置き去りだったインナーチャイルド。待ちわびていたようです。
大人の自分が抱きしめてあげると
「怒らないで
ただずっとそばにいてほしい・・」
たくさん怒られて、怖かった自分。
大人の自分が抱きしめると
二人はひとつになって
透明な優しいエネルギーに包まれた様子でした。
「暖かくて、感無量です」
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この時点でたくさん泣かれたクライアント様。
随分とすっきりされたようでしたが・・
次回の続きは、
体験談その301「旦那が怖くて、離婚も考えています2/3」として
お父さんとの記憶の癒し(年齢退行)まで進みますね~。
あなたの心にはどう感じましたか?
シモンヒプノセラピー 紫紋 かつ恵
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