ヒプノセラピー体験談

体験談216号 「子宮頸がんからのメッセージ1」

先日、日本医療催眠学会の名古屋大会が開催されましたが
心だけでなく、体の病気や、痛み・不調などの改善に
催眠療法を取り入れる方も増えてきました。

今回、ご紹介させて頂く方は「子宮頸がん」の手術を控えた方。

「今まで死んでいるように生きていました。
だからガンになったと思うのです
西洋医学や、気功とか。治療法はあるけど、
自分自身が変わらないと、治らないと思うのです」
とのご相談。

病気は、体からのメッセージという捉え方があります。
そのメッセージを聴く事で、
体は病気を作り出す必要は無くなるため、消えていくこともあります。
さらにそのメッセージを自分の人生に活かすことで
自分らしい生き方へのシフトに繋がります。

※すべての人や病気・痛みに対して催眠療法が
必ずしも有効とは限りません。自己判断でお願いします。

今回は、2回に分けてお届けします。
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ヒプノセラピー体験談 その216「子宮頸がんからのメッセージ1」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
ご意見、お問合せはコチラまで


幼少期の出来事として出てきたのは、
家の中。小学4年生の自分。

検尿のコップを、学校でみんなの前で出すのがイヤで
ピアノのところの隠そうとして
お父さんにほっぺたを叩かれて泣いた記憶。
痛みが走ります。

「お前が悪い。こんなところに隠して!
ちゃんと教育しないかん!!」

お父さんは、泣いて怯えている自分に対して
容赦なく言葉を投げてきます。
お父さんは、自分が正しいと思って曲げようとしません。
「子どもは親の言う事を聴くのが当たり前。
言うとおりにしていればいい。
親が子に怒るのは当たり前」とすごい勢いです。

泣きながら訴えます。

「お父さん怒らないで・・私の意見を聞いて!
怒らせるのも怖い。わたしなんて、いなくなりたい。」

どうしてお父さんはそんなに威圧的なのでしょう。
お父さんの幼少期の記憶まで戻って探りました。

・・・

小さい頃、そのお父さん(クライアントのお祖父ちゃん)
に鬼のように威圧的に怒られて、萎縮している姿がでてきました。
それがきっかけで吃音になっています。
よほど辛かったのでしょう。
世代間の負の連鎖。末代まで続いていたのです。
その過去を癒す事で、娘への言葉が変わりました。
泣き腫らした目をした娘に、言葉をかけます。

「可愛そうに・・。言い方が悪かった。
お前にも考えがあるだろうから、これからはちゃんと聴くよ。
お前は大事な一人娘。
一緒にアコーディオンでも弾くか・・」

2人で楽しい時間を過ごします。
お父さんは優しい笑顔です。
2人でいっぱい弾いて大満足。
2人とも笑顔になりました。
——-
最初は年齢退行にて、過去に負った幼少期の心の傷を癒しました。
未完結な心の傷が、ストレスとなり
子宮頸がんの原因となっていたのかもしれません。
気づいた事や、記憶の植え替え、書き換えをしたことで
お父さんとの関係は、怖いものから、
楽しいものになったご様子でした。

次回は、体(子宮)と、
症状(子宮頸がん)からのメッセージを
潜在意識下で見て行きます。
あなたの心にはどう響きましたか?

 

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