ヒプノセラピー体験談

体験談177号「様々な感情を知るセッション ①」

◆ きれいに年を重ねた印象の女性のクライアント様。
その物腰からは想像できないような、苦しい時間を長く過ごされ
「自信がない、攻撃される恐れを抱えている」などの
原因不明の思いを抱え、その解消にお越しいただきました。

セッション後の感想は・・
「あまり感情をうまく感じることが出来ないタイプでしたが
感情を体で感じる感覚がわかりました」
と話されていました。

過去に、つらい経験や
我慢やいい子、すねる、感情を隠すなどを繰り返すと
顕在意識と潜在意識のずれが生じ
感情が判らなくなることもあります。
そのずれがあると・・生きている感覚も、喜びも、やりたい事も
あいまいになりがちです。

様々な感情を真っ直ぐ感じたということは、
悩みの原因の理解にとどまらず、
更に癒しや、実際の人生における変化が
深まっていくのでしょう(*^^*)
このクライアント様1度のセッションで
様々にたどられたので数回に分けてお伝えしますね。

まず1回目の今回。
「自信がない、攻撃される恐れを抱えている」原因として
たどり着いたのは、
辛いつら~い、前世の出来事でした。
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ヒプノセラピー体験談 その177「様々な感情を知るセッション ①」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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ここは海の上、自分はおぼれています。
船の上では、みんなが笑って、誰も助けには来ません。
自分は盗みをして、海に放り投げられました。
この状況を確認するために、
時間を少しさかのぼると・・

ここは江戸。沢山の人が歩いています。
自分の住む田舎の村とは全然違って、
みんなきれいな格好をして、活気があります。

「街へ出たら、いいことがあると思った。」
自分は古い着物と、ボロボロの風体。
お金もなく、あてなどなく街に来て
誰もよっては来ません。
ある時、街で「芝居小屋」の話を聞きました。
なんだか楽しそうで、ワクワクしてきて
聞いているだけでは我慢が出来なくて・・
芝居小屋の前に行ってはみたけれど・・・
こんな身なりでは門前払い。
芝居小屋から出てきた人の様子を見て
自分も同じように、きれいな着物を着て
芝居を観て、みんなと芝居の話をしたい・・
出来たらどんなに楽しいんだろう・・・と
想像して楽しい気分に。

どうしたら芝居にいけるのだろう?
お金が欲しい・・
そう考えて街を歩くと・・
誰もいない店先にお金が置きっぱなしに。
手に取ったところを
見つかってしまいました。

わたしはそのまま連れられて、
生まれてはじめて見る海に、突き落とされました。

「誰も助けに来てくれないんだ・・やっぱり・・」

悲しみの中、海に沈み
命を終えると・・

空には、青や紫のオーロラが彩り、
ナイヤガラの滝のような、雲が流れ
赤と緑の夕焼けの中。
静かで、穏やか。誰もいない。

「次はどこへ行こう・・」

また生きることになる。
迷っていると、地上に引っ張られていきます。

「嫌だな・・」
——-
前世では、お金も持たず田舎から出てきて
芝居に行こうと店先でお金を盗み
捕まって、海に投げ込まれて
命を落とした男性を感じられていました。

「自信がない、攻撃される恐れ」は
前世での最後の思い
「やっぱり誰も助けに来てくれないんだ・・」に
繋がっているのかもしれませんね。

とても情感豊かに感じられた前世。
次回はこの続きをお伝えしたいと思います。

あなたらしい幸せな人生を歩まれることを
心から願っています(*^。^*)
あなたの心にはどう響きましたか?
シモン☆ヒプノセラピー 紫紋 かつ恵

 

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