紫紋のヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験24号「愛情の扉を開くその①」

◆ 今回からは私のヒプノ体験3部作でお届けします
セッションでは、皆さん心を開いて話してくださるので時々セクシャルな話になります。
色んなお仕事や、人生の背景を持っているので当然ですが。
カウンセリングなので、聞くに徹するのですが
聞いていて(あれ?)と思いました。
自分の中に抵抗を感じるのです。
「性的なことを悪いものだと思っている?」
セックスとか、感じることへの喜びとか愛情への抵抗とか・・?
う~ん。善悪の偏りがあると、人の話も偏って受け取り兼ねません。
そこで自分をクリアにするためにセッションを受けたのですが、
3つの前世が出てきたので、3部作でお届けしますね。

私のヒプノ体験 24号 「愛情の扉を開くその①」
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潜在意識に入っていき、
「愛情の扉」の前にたどり着くようイメージを広げていくと
扉の周りは、白い小さな花が咲いています。
その先に、アーチ上の白いきれいな「愛情の扉」がありました。
「こんな自分が・・」開けていいのか戸惑っています。

自分自身を意識していくと、薄汚れた服を着た7歳くらいの少女。
前世でした。
ここはイギリスの街角
薄汚れた服と、カラダ。土まみれのはだしの足。
移民のようで、家族とはいつの間にかはぐれ、1人ぼっち
どこかの玄関先に座り、外を見ています。
街は人が賑わい、馬車が行き交います。
豊かな生活が見て取れます。
きれいな服装を着た女性もいて、見ているだけで楽しいです。
一人ぼっちだけど、そんなに感情もなく
ただボーっと座っています。
食べものは、レストランやカフェの残飯を貰えるので困っていません。

しばらくして・・花屋さんのご主人が
自分を不憫に思い引き取ってくれました。
花屋で手伝いをして毎日を過ごします。
ご主人が無理して私を引き取ったので
周りの人たちに良く思われていないようで
花屋の人たちはあまり優しくはしてくれないけど
前に生活に比べたら、すごくいい待遇です。
裏の倉庫の2階に住まわせてくれたし
衣食住には困りません。
仕事は大変だけど、花は綺麗で
いろんな種類があり、嫌いではありません。
淡々とこなしています。

20歳、花屋も1人で任されています。
お給料で新しい服が買えて、満足しています。
時々、近くの大学に通う背の高い男の学生さんが
花を買いに来てくれます。
私に好意があるようで、よく遊びに誘ってくれますが
私は断っています。
花屋の家族や周りの人も「行ってこれば」と勧めますが
私には見分不相応。
もったいないって思っています。
その男性は友人たち楽しそうに花屋の前を通っては
私に元気に声をかけてくれます。
でも、私は行きません。
悲しくも在りません。
何もなかった私だけど、今は花屋の仕事があります。
家には鳥を飼っていて、その子が癒し。
それでいいの。

私は年を取りました。相変わらず1人。
花屋の家族ももうみんな亡くなりました。
花屋の仕事は私に有っています。
昔から来ているお客さん、近所の子達も
年を重ねても通ってくれます。
部屋に飾るものから
恋人へのプレゼント、結婚式、お葬式・・
それぞれみんなを思いやって作ります。
私の花束は、街の人の
それぞれの人生を彩っているようです。
花の仕事に誇りを持って
そして亡くなっていきました。

寂しくもなく
愛情を受け取る事をあきらめた人生だった
———
この人生では、幼い時に家族とはぐれて貧しく1人だったために
愛情を受け取るってことが分からず
花屋を切り盛りするだけの淡々とした人生でした。
「愛情の扉」を開ける時、
私に開ける資格はないな~、って思ったのは、
ここから来ていたようですね。

次は、「愛情の扉を開くその②」
9/15(月)公開、「吉原遊郭の過去世」に続きます。
あなたの心にはどう響きましたか?
シモン☆ヒプノセラピー 紫紋 かつ恵

 

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