ヒプノセラピー体験談

体験談その48「戦場の記憶」

セッション中、戦争の場面にたどり着く方は多い気がします。
それぞれに意味があり、
その経験での感情が残り
苦しんでいる場合も
自分の信念となっている場合も
自分なりにそこに気付く必要があって
たどり着くようです。

爆撃で家が燃やされ、家族と離れ
一人逃げた少女の記憶から、
今の家族との関わりと、底知れない寂しさの原因を知った方
原爆で被爆して、看病された記憶から
看護士の道を選んだのかもと気付かれた方
強制収容所の所長であった経験が
子どもの頃から感じていた罪悪感の理由だと気付いた、私。
この方はどんな意味を持っていたのでしょうか。

ヒプノセラピー体験談 その48「戦場の記憶」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして、私の判断、表現法、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
ご意見、お問合せはコチラまで


足元がぬかるんでいます。
泥水と湿気の臭いがします
銃を持ってまっすぐに進んでいます
前にも後ろにも部下。

恐怖・・でも
弾が飛び交っているんだろうけど
聞こえない。音がしません。
達観しています。
ただ走っています まっすぐに
味方・敵わかんないけど踏み越えて走っています。
命令のための目的地にたどり着き
ほっとしています。
全員がいます。

今から本格的な戦い。みんな判っています。
ひょっとしたら最後
生きて帰れないかもしれない。
でもここまで来たら行くしかない
「すまない」と言うと皆笑っています
皆は言葉には出さないが目と目でわかるのです。

号令と共につっこんで
程なく撃たれましたが、痛みはありません。
「このまま死んでいくのかな。」
見上げた空は青く澄んで
こんな運命も悪くないって思っています。
「お父さん、お母さんありがとう」
----
「こんな運命も悪くない」って言う所が
なんとも言えませんね
その後いかがお過ごしでしょうか
どうか健やかにお過ごしくださいませ
ありがとうございました。

 

シモン・ヒプノセラピー
ご予約 : カレンダー ⇒予約フォーム
住 所 : 名古屋市中区丸の内1-11-2
リーヴァストゥーディオ丸の内701号
●メルマガ 魂の癒し~ヒプノセラピー事例集~
●ホームページ シモン・ヒプノセラピー
●本 生きづらさを解消するイメージセラピーCDブック
ご予約・お問合せはお気軽に 090-1725-5587 しもん