◆ 「セッションにはどんな方が来ていますか?」と時々聞かれます。
う~ん、本当にいろんな方にお越しいただいています。
年齢・性別・生まれ育った環境も、経歴も、職業も様々
当然、人生の捉え方も、悩みもそれぞれです。
出会いに感謝です。
どんな辛い悩みを相談されたとしても
セラピストとして大切なのは、感情に飲み込まれないこと。
・・わかっていても、
私も人間なので、時折心が揺らいでしまいます。
現在京都に住むこの若い女性、話を伺うと
今までの人生は、自分の意図とは反して、
どろどろした裏街道を歩んで来た方。
どれだけお辛かったのだろう、と心が痛みます。
しかし、その中でも人やご縁を大切になさっていて
思いやりの気持ちが、とても深い方。
闇の大きい方は、光も大きい。
セッションで感じたこの方のエネルギーは、
澄み切った泉のようにスッキリし
相談内容とは全然違う、美しいものでした。
ヒプノセラピー体験談 その107 「京都のお人形さん」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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私は若い黒髪の女性、朝起きたばかり、まどろんでいます
ここは畳の部屋の中
ぼんやりと鏡に映るやつれた顔を見ています。
「出かけなきゃ」
着物を選び、化粧をして出かけます。
家主のおばあちゃんが
「キレイだね、気をつけて」と言ってくれます。
「ありがとう」
お重を持って街を急ぎます。
私は身を隠し、狭くて暗い路地の先、小さな家へ。
その家では、若い男性がいて、嬉しそうに起き上がります。
お昼をもって、お見舞いに来たのです。
でもここは来てはいけない場所・・
●ここは祇園会館の裏だとおもいます。
この男性は、今の彼かな?
「また来るね」 ご飯を2人で食べて帰ります
家に帰るとおばあちゃんが
「良かったね、ちょっと休み」と言ってくれました。
●このおばあちゃんは、今世も私を世話してくれた人です。
その世界の中では、見たことが無いくらい丁寧な人。
会いたいな・・
夕方、今度は舞妓のように化粧をします。
人力車が迎えに来て
たどりついたのは、料理旅館。
お膳が並ぶ部屋
男ばかりの宴に呼ばれたのです。
主賓の男性は大柄です。
その傍らに座り、お酌をします。
みんなが帰った後は、この方のお相手を。
私は愛人のような存在のようです。
かわいい人。
この人が寝静まった後、一人静かに帰ります。
「眠い」
年を重ねて、私はふけました
病気がちだったあの人は、とうに亡くなり
お寺にお墓参りに行きます。時々会いたくなるのです。
「もっと一緒にいたかった」
●ここは建仁寺さんやとおもいます。
南門の桜をみて泣いたことが何度もあります。
家に帰ると、お世話してくれる人が来てご飯を作ってくれます。
夜は一人、絵を描きます。
「寂しい」
●この方は、さっきのおばあちゃんとは別の世話してくれた人。
今世では私との別れを号泣して泣いてくれた人、会いたくなりました。
人生の終わり
朝起きて、一人。もう力が出ない。
お世話の人宛てに
「お墓の掃除を頼む」と書きたいけど書けません
息切れがして、寝るように命を終えていきます。
「お人形さんのような人生だった」
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はかなくて、静かに流れる人生
最後の「お人形さんのような・・」は
今の人生に通じるのだそう。
過去に出会った男性達は、 着物を着せて連れたがり
その方も、必要とされるから傍にいるという
「着せ替え人形」のような関係性しか 築いていけなかったとのこと
でも今は、ただ正直に「気持ち」を伝え合える
ステキで大切な存在がいるのだそう。
そして、辛い人生の経験の中でも、
前世からの繋がりのある(世話してくれた)人がいて
あなたをいつも助けてくれていたということ
ステキですね~
ぜひご縁を大切に☆
皆さんもきっと喜ばれると思いますよ
私は普段は鈍感なほうですが、
セッションすると、その方が発する波動をはっきりと感じます。
それはもう、心地の良い美しいエネルギーでしたよ。
心がお優しくて、キレイな方・・だから傷つきやすくて
その痛みを恐れて更に傷ついてしまったのかも。
もうご自身の幸せだけ考えても、良いと思います。
誰でもない、あなたの人生なのだから。
出会いに感謝☆ 有難うございました。
シモン☆ヒプノセラピー 紫紋 かつ恵
シモン・ヒプノセラピー
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