ヒプノセラピー体験談336号「激しい怒りと闘争心の原因」

名古屋の催眠療法士・公認心理士の紫紋かつ恵です。

先日、雨の日に滑って左足にヒビが入っていて
大事ではありませんが、人生初の松葉杖に不便・・💦

でも友人たちに助けられ、労られ
ネットスーパーやタクシーにお世話になり、大して困ることもなくて、
逆に普段の健康にありがたみにも気付けて、こうして体験談をかけていて感謝です🙏✨

【養成講座のご案内】

●前世療法level：１−２日間　オンライン募集中
　5月27日(月)、28日(火)　２日間

【ワークショップ】
●亡くなった魂との対話ワークショップ
　6月8日(土)10時〜サロンにて
　 6月11日（火）19時〜オンライン

さて、
お綺麗で感性豊かn若い女性のクライアント様のご相談

幼い頃から自分の中に激しい怒りと、戦わなければならぬという気持ちが根を張っています。そのせいで仕事でいつも気を張っていて、家ではぐったりと疲れてしまいます。

幼い頃は、暴力で支配していたお父さんと、気分が不安定だったお母さんの元
近くの絵画教室の先生たちを拠り所、心を保ち感性を伸ばしながら過ごされたそう。

激しい怒りや、闘争心は、お父さんとの関係性の中に見受けられます。
ですが、理由は、前世でした。

ヒプノセラピー体験談336号
「激しい怒りと闘争心の原因」

※全てのヒプノセラピー体験談は、クライアント様との同意の元に書いていますが、
わかりやすさやプライバシーに配慮して、加筆・修正・背後はぼかしていることをご了承ください。ご意見はメールでどうぞ。

傷ついたインナーチャイルドを癒したのちに・・
激しく怒る日本兵が出てきました。軍刀を持っています。

「24歳で南方に散った。ひどい戦争だった」
前世の自分でした。

〜〜〜

前世を丁寧に辿っていくと・・
そこには、短い命だけれど、
精一杯生きた命の煌めきが見えてきました。

幼い頃から、
貧しい農家の5人兄弟の真ん中として生まれたシンジ
母は出稼ぎにいき、
父はタバコ栽培。
2人の兄は、早々に奉公に行くなど
みんなが家計を支え
生きるために精一杯。
シンジは、父をよく手伝う家族思いの子として育っていき

大きくなると、
弟たちをお腹いっぱい食べさせたくて
志願して
若いうちから軍に入りました。

陸軍での自分の部隊は、
気のいい若い隊長のもと、

同じように地方から集まってきた隊の仲間たちと
訓練して、
時に馬鹿騒ぎして（他の隊とは違い）
みんなが仲良く過ごしていきました。

そして、戦争。
海軍の船で、南方に送られ、
密林での戦い・・・

毎日爆撃があり、
誰かが撃たれ、マラリアで亡くなる。
気の合う仲間たちも
次々に死んでいく。

隊長は日本に婚約者がいるから助かってほしい。
真っ直ぐな日本男児だ。

もう弾もなく、軍刀では限界がある。
視界も悪く、
敵なのか味方なのかわからない
配給も物資もなくなり、
食べ物もない

右足が撃たれた
自由に動けない
傷もこの暑さと湿気で化膿して
密林で一人、失血死・・・

なぜこんなにたくさんの人が死ぬのか
戦争が憎い
隊長も、みんなも死んだ

誰か一人でも帰れたらよかったのに・・

魂の世界に上がると
仲間たちが待っています。

●前世からのメッセージが届きました。

戦争、争いは良くない
何も生まれない
もう生きたいように生きてほしい

●前世のシンジは、今のクライアントさんへ
軍刀を渡してきました。

でも・・・今の世では物騒だし💦

今のクライアントさんには必要ないので、
熱田の大神さまへお預けし

さらには
今世のクライアント様が
体力がなかったのは、前世の意向だったようで
（戦いに出るといけないから、でもそれはないから）
体力は、もう戻してもらうことに😃

前世さんは、熱田さんに刀修行に行くイメージで
笑顔で消えていかれました・・・

〜〜〜

その後に進んだ未来は
浜辺でのんびり幸せに暮らす
ビジョンが出てきました。

『戦争のイメージがずっと頭にあったけど
　当事者目線での戦争や戦死のビジョンがすごかったです。

　闘争意識から解放されてどうなるのか
　今自分ができることを精一杯していきたいです』

イメージ力豊かなクライアント様は
詳細に臨場感あふれる
記憶を辿っていらっしゃいました😊

ほんの80年ほど前
生きること、平和を渇望しながらも、
時代の流れに抗えず、虚しく散った魂たち。

シンジを通じて

クライアント様だけでなく
私にも、この文章を読まれているあなたにも
魂たちが何か伝えたいことがあるように思い
書かせていただきました。

うまく伝わるといいのですが・・・

沢山の想いと繋がれた命の端にいる私たち

周りの人たちを、平和を
何より自分を大切にしていきたいですね✨