名古屋の催眠療法士・公認心理士の紫紋です
先日、「生まれ変わりを科学する」の大門先生主催
フランク・パシューティ博士の講演会に行ってまいりました。
覚書とまとめのために投稿。
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講座開講します。
● 前世療法講座level1
🌈10月17日(火)・18日(水)平日コース
🌈10月28日(土)・29日(日) 土日コース
→ https://x.gd/z9n2y
● インナーチャイルド(年齢退行療法)講座level1
🌈11月4日(土)・5日(日) 土日コース
→ https://x.gd/yiPdp
●前世療法講座level2 (4日間)
🌈10/5(木)・6(金)・12(木)・13(金)
→ https://x.gd/ec2vO
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さてさて、
フランク博士は、アメリカでの40年間の臨床心理士として催眠療法士として、
人の変化変容に寄り添い、立ち会ってきた方。
お写真撮っていなかったので大門先生のFacebookから拝借・・
京大のスピリチュアルケアの研究者
カールベッカー博士が通訳として登壇されていて
なんとも贅沢な会でした。
さて、フランク博士の唱える「さなぎ危機」とは
人が、愛する人の死や、離婚、失業、怪我、大病、事故、自然災害などの大きな人生の試練が起きた際に、その経験が完全に癒やされず、統合されない時に起きる、
心と体、魂の混乱状態(スピリチュアルエマージェンシー)のこと。
その段階では、精神病の一症状のように見られたり、
クライアント自身も病気と勘違いし、混乱する場合がある。
そしてセラピストが「さなぎ危機」を見過ごし、理解が足りないと、自己欺瞞や、冷たい態度、間違った解釈、診断をしてしまい、クライアントがより混乱をもたらす可能性がある。
(もちろんクライアントの混乱状態の全てが「さなぎ危機」ではない)
けれど、セラピストが「さなぎ危機」や「10の段階の成長」について理解し、
クライアントに適切なサポートをすることで、クライアントは美しい蝶へと成長・変化変容する・・・というもの。
その「10の段階」とは
基礎領域: 身体的、知的、感情的、道徳的、社会的
個人領域: アイデンティティ、親密さ、実存(オープンマインドなど)
トランスパーソナル領域: 直感、スピリチュアリティ
この10の領域(Frank博士は皿と表現)が全部うまく回っていることで
人生をよりよく穏やかに回り始める。
さらに、人生の生きる目的とは、
この10の領域が最高にうまく回るために努力すること
とも、話していらした。
過去の私のクライアント様でも
若き日に起きた霊的目覚めにより大混乱したことで
精神病院で統合失調症だと診断され、10年近く薬を飲み
薬物依存で苦しんでいた方もいらした。
混乱時に、見えたイメージをセラピストが丁寧に聞き取り、
家族や家系まで思い至り、癒していけたなら
これほど長く苦しまなかったかもしれない。
彼女はそのイメージ力の高さ、精密さから
優れたチャネラーやヒーラーとして人を癒していたのかも知れないし
クリエイティブな何かを生み出せていたのかもしれないと思う。
まずは断薬をサポートする精神科医にお繋げした。
依存症の回復でも言われるが、私たちたちの変化変容には、
見えざる大いなる存在のサポートがあり(ハイヤーパワー)
スピリチュアルな知識、理解が切っても切り離せない。
トラブルや病気や事故などの今起きている危機は「さなぎ危機」であるとして
美しい蝶へと繋がる前段階なのかも知れない。
だが、蝶になるかは本人によるものだ。
セラピストの仕事は、あくまでサポートでなければならない。
蝶になる段階でいかに苦しそうにしていたとしても、
さなぎから羽化する蝶を引っ張り出そうとすると、死んでしまうからだ。
本人は、蝶になる力を持っている。
それはとても美しい蝶に・・。
セラピストの関わりについて理解、大切さと立ち位置について
改めてとても深い勉強となりました。
ありがとうございました💖