紫紋のヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験談 その2 「小学3年生の私を癒す」

前回では、ドイツ人将校であったときの過去世のことを書きました。 。
時間が前後するのですが
私がヒプノセラピストになった理由は、
この初めてのセッションより以前に
「インナーチャイルドの癒し」を自分で行い、
その絶大な効果に、イメージの世界に一気に興味を持ったからです。

 

私のヒプノ体験談 その2「小学3年生の私を癒す」


いろいろ人生でうまくいかないことが続いた時
付き合っていた男性がいました。
でも、まだ自分が癒されていない私
選ぶ相手もいつも悩みを抱えた人、ケンカが続く毎日。
「インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法」
という本に出会ったのは、
そんな彼を
「ほら、あなたはおかしいから治してやる」
との卑しい思いからでした。

インナーチャイルドとは、
親や養育者から愛されるために、
感情を抑え、
怒りや心の傷を抱えたまま大人になった人の
内にある(自分中の内なる子供)のこと。

夜、子供を寝かせた後は私の唯一くつろげる読書タイム。
布団の中で本を読み進めていくと
少しづつイメージが浮かんできました。

灰色の風景の中、校庭の隅の生け垣に
体操服を着て一人で立っている自分。
小学3年生のとき、私はずっと一人ぼっちでした。
いじめられ無視されても、親にも言えず、誰にも相談できず
惨めで消えて無くなってしまいたいと
いつもいつも思っていました。
未来なんか考えられない、幸せになるなんて想像も出来ない自分。
リアルな感情、涙が溢れ、
キューッと胸が苦しくなりました。
すっかり忘れていた、
存在自体を恥ずかしく思っていた自分。
まるで記憶から消し去って、無かった事にしていました。
「インナーチャイルドの癒し」が必要だったのは自分でした。

ワークでは
その場に大人の自分が現れます。
大人の自分は、
もう、何でも買えて、好きな事も出来る、車で好きに行動できるし
友達もいて、恋もして、子供も出来た、
魔法使いのような自分。
そして、世界中で唯一、自分を全て知り、理解している存在。
大人の自分が声をかけて抱きしめます。
「気持ちちゃんと解かっているよ。もう大丈夫だよ。」

ずっとずっと一人ぼっちで、そこで
助けを待ってたの。
気持ちわかってくれて、抱っこして欲しかった。

お互いが深い安心感と暖かさに満たされ
もうどちらの感情かわからなくなった時
長く離れ離れになっていた2人が
くっついて1人になったと感じました。
いっぱい泣きました。

そしてしばらくは気持ちが揺れる日が続きましたが
その子と一緒に
泣いたり
絵を書いたり、
好きなものを食べる
意識してそんなことをしていたら
気分が目に見えて楽になっていきました。
一人じゃない安心感が沸いてきたから。
そこからイメージワークのの素晴らしさに
すっかりはまり、催眠というキーワードに行き着きました。
—–
セッション中、インナーチャイルドを感じる人は多いのですが
いつも感動させられます。
内なる子供が、理解され安心できたとき
あなたが、本来あるべく姿に変わって(戻って)いきます。
そしてあなたの世界も輝き出します。

 

シモン・ヒプノセラピー
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