紫紋のヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験 その14「夢が叶うことへの怖れ」

新たに踏み出す時って
普段は感じなくてもいい、封印していた感情が噴出してきますね。
まだ駆け出しの頃
ヒプノ専門のサロンを持つことは
夢の一つで。
必死でコツコツと積み上げて、
たくさんの人達に支えられて、導かれて
やっと丸の内に理想のサロンを手にすることが出来る!となって
胸がざわざわして、苦しくなってきました。

「逃げ出したい。」
感情に振り回されて、作業も手につかなくて、
眠りも浅く、疲れは取れず、肩や首はガチガチにこって
でも日にちは迫ってくる
やることは山積みになる・・。
プレッシャーとかじゃなくて
悲しくて、辛くて、寂しくて、ざわざわと
本当に苦しかったのです。

あまりに苦しかったのでセッションをし合いっこして
理由が分かりました

私のヒプノ体験 その14「夢が叶うことへの怖れ」


たどり着いたところは・・
20歳の頃に住んでいた、大阪の賃貸マンション。
同棲していた彼が部屋を出て、半年。
たった一人。
窓の外は夕焼けで
孤独だったな~。

寂しいなんて誰にも言えず、ずっと我慢していた
それまでの人生も寂しかったから
一緒にいられた時間が、本当に幸せで楽しくて
彼といつも夢を語って
幸せになろうって、将来はこうして行こうって言っていて
その夢に私が入っていることがうれしくて

でも、彼はいなくなって
夢は破れて
結局一人。
胸がざわざわして、
苦しくて、寂しくて、
でも誰にも言えなくて。

「また、裏切られるかもしれないから
人と繋がることが怖い

また敗れたら、もっと傷つくかもしれない
夢が叶いそうになることが怖い」

びっくりしました。
白い壁、オレンジ色のカーペット
2階に行くロフトには白い梯子がかかっていた
住之江の賃貸マンション
黒いたんすがあり、15インチのテレビと小さなコタツがあって
キッチンのガスは一口で・・

20年前の出来事なのに
その部屋の細部まで、鮮明に思い出されたのです。
いつの間にか
潜在意識の奥に封印していて
20年経過して
本当にやりたい事が見つかって
夢が叶いそうになった、今
新しいカウンセリングルームの白い壁紙が
過去の記憶とリンクして
その時の感情を呼び起こしたのです。

イメージの中で
20歳の自分を新しいセッションルームに連れて行ってあげると
とても喜んでいました
「夢は叶うんだ」
そして、妙に悟った20歳の私が
今の私へとメッセージをくれました

「大丈夫だから。
あなたが人を想う気持ち、
幸せにしたいという気持ち、エネルギーに
人が集まるから」

私が夢を叶えることが
過去の自分への癒しに繋がるって思う。
いっぱい置き去りにしてきた私へ
本当にありがとう。
だから、私は前に進むことが出来ます。
ありがとうございました

 

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