ヒプノセラピー体験談

ヒプノセラピー体験談266号「自分の本心がわからない」

◆ 離婚から人生を踏み外したような気がしています。

いままで夫や男性に依存して生きてきたのかもしれません。
自立を余儀なくされたとき、今度は自分の本心がわからないって気づいたんです。

思いもよらない人生の苦難で、
自分に向き合われる方は多いようです。

苦しみやトラブルは、
長い人生の中では誰しも大なり小なり経験すること。

でもその乗り越え方により、
その後の人生を光で満たすことにもなるのです。

この方の相談は2点。

・男性への依存をなくしたい
・本心がわからない

男性への依存は、
自分の中での依存心を極端に否定されていたために感じている様子。
逆に自立しすぎ、甘えなさ過ぎているように見受けられます。

悩みは一人で悶々とすることが多いので、ずれってあります。だからこれは大丈夫の様子。

本心がわからないことに関しては、

気持ちを話さなくなった過去に戻り
理由を探って癒すことから進めていきました。

幼少期→ハイヤーセルフ→未来

2回に分けてお届けします。

気持ちを話せなくなった過去として出てきたのは
幼いころの予防注射の場面でした。

 

ヒプノセラピー体験談 その266号「自分の本心がわからない」

※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。ご意見、お問合せはコチラまで

 

~~~~~

ここは病院のロビーです。
私はまだ保育園。

予防接種の順番を
ドキドキした気持ちで待っています。

みんなの泣き叫ぶ声が聞こえています。
怖いよ・・。

でも私は一生懸命笑ってます

お母さんを悲しませたくない。
でもお母さんは、どうせ私を見てくれてはいないの。

お母さんはいつも近くにいるけれど
視線が違うところにあるの。

だから、私は自分の気持ちが話せないの。

お母さんはいつも、お姉ちゃん達のことをみている。
お姉ちゃん達の言葉は聞くけど私のことは聞いてくれないの。

注射が怖い。でも泣いてはだめ。。でも本当は怖いよ。
でもその気持ち話しちゃいけないような気がしているの

・・本当はどうなのでしょう?

潜在意識下では、人の気持ちを理解することは
とても簡単です。

お母さんの意識の中に入ってみると・・

娘が笑顔で注射に並んでいるから
怖いって思っていることに気づいていないことがわかりました。

イメージの中で勇気を持って本心を伝えます。
「注射が痛かったら嫌だよ
怖い気持ちをわかって・・!」

お母さんは、ちゃんと見てくれて
心配してくれているようです。

「あなたが何も言わないから、平気だと思っていたわ。
怖いよね・・」

お母さんにわかってもらうだけで、
痛みや不安が吹き飛ぶようです。

なんだか怖いと思っていた予防接種も
やれそうな気がします。

順番待ちでちゃんと注射打ってもらうと・・

お母さんは笑顔で待っていてくれて
抱き寄せてくれました。

「もう大丈夫。
痛いのによく頑張ったね・・・」

クライアントさんは気づかれた様子です。

私のこと聞いて欲しかったんだ
ちゃんと見て欲しかったんだ・・と。

イメージの中で心のわだかまりを吐き出します。

本心として思っていたこと
我慢していたこと、本当はしてほしかったこと・・。

お母さん、私ここにいるよって。
本当は寂しいんだよ・・って。

お母さんは
たくさんお話を聞いてくれたようでした。

「ごめんね、お姉ちゃんたちばかりの話を聞いて。
これからは、あなたの話も聞くね・・」

とてもうれしい気持ち
心が満たされているって感じます。

~~~~~

本当はお互いをとても大切に思っていて

でも気持ちを伝えなかったからこそ
分かり合えなかった。

ただ、それだけ。

潜在意識下では、何十年経過していても
親子関係をより良く再構築できるのです。

 

次回は、このクライアント様の
ハイヤーセルフと未来から。

未来のパートナーとの関係に向け
探っていきましたよ。

次週を楽しみになさっていてくださいね☆

あなたらしい人生を歩まれることを願っています。
出会いに感謝しています

 

 

ラインで更新情報・お得な案内をお届けしています。友達追加をポチッ!

友だち追加

シモン・ヒプノセラピー
ご予約 : カレンダー ⇒予約フォーム
住 所 : 名古屋市中区丸の内1-11-2
リーヴァストゥーディオ丸の内701号
●メルマガ 魂の癒し~ヒプノセラピー事例集~
●ホームページ シモン・ヒプノセラピー
●本 生きづらさを解消するイメージセラピーCDブック