◆ 前回の続きとしてお届けします。
前回はすっかり忘れていた、幼少期の悲しい記憶への癒しでした。
⇒前回
その場面を癒して、
(セッション中に)気持ちを聞いてみると
「なんか詰まっていた心の栓が抜けたような、楽な感覚です
もう自分を責める必要は無いのですね・・。」
とおっしゃる(^^)
良かった~♪♪
ただ、この感想には続きが在ります。
その楽な感覚を催眠下で
しばらく感じていただいていると・・・
「でもお腹の中がだるいな・・・」
と、どうやらひとつ癒された後で
新たな感覚(癒すべく心の傷)が
浮かんで来たようです。
この時は、まだまだ時間があったので、
そのお腹のだるさに焦点を合わせて、
見つめていく事にしましたので
紹介させていただきますね。
ヒプノセラピー体験談 その196「50年前に蓋した辛い記憶の、続き」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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「お腹の中のだるさ」に焦点を合わせると
思い浮かんでくることがあるようです。
自分の中のわだかまりがあって
それが中々言い出せなくて
自分で何か思い込んでいて
それが、ご飯を食べたものと一緒になって
お腹の中で残っているみたい・・。
わだかまりとは・・?
「できている事に、合格点が出せない事」
できなきゃ、切り捨てられるって思って
自分が許せない・・・。
なぜそう思うのでしょう?
そう強く思った、原因となる過去に行ってみました。
お父さんに怒られている!
6歳のときの出来事です。
大きながなり声で、すごい勢いで
お父さんは怒られています。
「できて当たり前だろう!!」
6歳の自分は半べそです。
「できてたり前のことが僕はできないんだ・・」
自分を責める気持ちでいっぱいです。
「でも、どうしてできなきゃいけないのかなぁ・・」
お父さんの意識にはいって、
お父さんになって気持ちを聞いていきます。
「お前の時代は競争社会
少しでも上を目指さなければいけない。
合格点では、まだ足りない」
このときのお父さんの想いが
大人に成り立派な社会人・企業人として歩むことに
繋がっているようですが
同時に、定年後に仕事ができなくなることへの
強い不安感等にも繋がっているご様子・・。
お父さんにそんな気持ちも伝えます。
「このせいで大人になって
お腹のだるさに繋がっているなんて
強く言い過ぎたかもしれない。
よくやったじゃないか。
頑張っているやつに、頑張れとはいえない・・
思うようにやればいい。
お前は生きがいだったよ」
お父さんは笑顔になって
ニコッとした顔をしています。
ただ怖いお父さんだと思っていたのが
お父さんの想いもわかりました。
お腹のだるさが消えたかな?って思います・・・。
——-
前回のセッションでの辛い出来事
その上で、お父さんに強く怒られて
治る前の傷だからこそ、
深く残ってしまったのかもしれません。
お父さんは
競争社会になる事を見込んで
あなたを期待して、
生きがいだったあなたに
厳しく言っていたようでしたね(^^)
どうかご自身を、これからの人生を大切に☆
あなたの心にはどう響きましたか?
シモン・ヒプノセラピー
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