セッション中、戦争の場面にたどり着く方は多い気がします。
それぞれに意味があり、
その経験での感情が残り
苦しんでいる場合も
自分の信念となっている場合も
自分なりにそこに気付く必要があって
たどり着くようです。
爆撃で家が燃やされ、家族と離れ
一人逃げた少女の記憶から、
今の家族との関わりと、底知れない寂しさの原因を知った方
原爆で被爆して、看病された記憶から
看護士の道を選んだのかもと気付かれた方
強制収容所の所長であった経験が
子どもの頃から感じていた罪悪感の理由だと気付いた、私。
この方はどんな意味を持っていたのでしょうか。
ヒプノセラピー体験談 その48「戦場の記憶」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして、私の判断、表現法、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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足元がぬかるんでいます。
泥水と湿気の臭いがします
銃を持ってまっすぐに進んでいます
前にも後ろにも部下。
恐怖・・でも
弾が飛び交っているんだろうけど
聞こえない。音がしません。
達観しています。
ただ走っています まっすぐに
味方・敵わかんないけど踏み越えて走っています。
命令のための目的地にたどり着き
ほっとしています。
全員がいます。
今から本格的な戦い。みんな判っています。
ひょっとしたら最後
生きて帰れないかもしれない。
でもここまで来たら行くしかない
「すまない」と言うと皆笑っています
皆は言葉には出さないが目と目でわかるのです。
号令と共につっこんで
程なく撃たれましたが、痛みはありません。
「このまま死んでいくのかな。」
見上げた空は青く澄んで
こんな運命も悪くないって思っています。
「お父さん、お母さんありがとう」
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「こんな運命も悪くない」って言う所が
なんとも言えませんね
その後いかがお過ごしでしょうか
どうか健やかにお過ごしくださいませ
ありがとうございました。
シモン・ヒプノセラピー
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