ヒプノセラピー体験談

セッション体験談 その19「生きていることの尊さ」

朝起きて、ご飯を食べ、仕事に行き、帰り、またご飯を食べて、眠る。
私達はよくあるその日常の中で、
うれしいことも、楽しいこともあり
そして、苦しんだり悩んだりしているのだけど
そんな日常にいることが実は、大変に貴重で尊いものだって、
あんまり気付かないものですよね。

セッション体験談 その19「生きていることの尊さ」

※全てのセッション体験談は、セッション後のアンケートにおいてクライアントとの同意の上で文章化しています。
そして、私の判断、表現法、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。 ご意見、お問合せはコチラまで


暗くて、ジメジメしていてなんだかいい気分がしません。
明かりをつけるのが恐い。
自分は、少年で、日本じゃない。

ここは防空壕の中です。
今は戦争中です。真っ暗な避難所の中。
まわりは良く見えないけど、たくさんの死体があって
うめいている人がいます。
すごく恐くて、悲しいです。
何でこんなことをしなきゃいけないんだろう?

恐いけど、ここからは出ることが出来ません。
入り口が崩れているから。
何日もがんばって、手で掘り返して、少しだけ穴が開いたけど
もうだめです。動けない・・体もボロボロになってしまった。

この避難所は山の上にあって
掘り返した隙間から海が見えます。
とてもきれいな海です。

外に出られたら、どんなにか幸せだろう。
海に出たら、いっぱい泳ぎたいな。
あの海で泳げたら、したいことがいっぱいあるな。
もし、生まれ変わって未来があるのなら
次はもっと楽しい人生がいい。
平和な時代に生まれて、争いのない時代に生まれて
思いっきりいろんな事を楽しんで
精一杯生きたい。
いろんな事して、いろんな所で、いろんな経験したい。
戦争はとても辛いもので、
平和が一番なんだと伝えたい・・・。

そのまま、無で神聖な気持になって行きました。
命を閉じていったのでしょう。
そして様々なメッセージを受け取った後に
少年といっしょに「自分の中にある壁」を
ハンマーで壊すイメージワークをしました。
なぜなら、それが今のクライアントにとって必要なことだったから。

少年は、
 いつでも僕が協力するから。
僕の人生は意味がないと思っていたけど、役に立てた事がうれしいんだ。
君は、人に頼むのが嫌いでしょ。でも何かあったらいつでも頼んでね
君のためなら何でもするよ。

———————————
そのセッションではほかにもいくつかの場面を感じ
ある能力に気付いたクライアントさん。
もっと自分に自信を持って、いろんな人がもっと輝けるように
自分だけにある能力を、チャンスを生かして
謙虚に使っていこうと
思われたようでうれしかったです。

少年がね、
防空壕から外を眺めている光景、
あともうすこしで命が絶えるその時に
苦しみの中にも美しさを見出して
覚悟を持って、穏やかに
希望を抱いて、未来を見据えている姿が
とても神聖で。
命の尊さを教えていただきました。
ありがとうございました。

 

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