◆ 「自分の中にバクダンを抱えているんです。」と女性のクライアント様。
以前お仕事中に、人と話している中で
突然、感情が爆発してしまったことがあったのだそう。
それ以降は、人と交流することを控えて
内向的になることで感情の「バクダン」を隠すようにしていたのこと。
でも「バクダン」は年々大きくなって
解決しないと前に進めないと感じて、お越しいただきました。
「バクダン」ってなんでしょう?
心の奥で見ないようにして隠したことで
より大きく、怖い存在として
実態すらわからなくなったその「バクダン」
探ってみると、正体は、
とっても可愛いインナーチャイルドちゃんでした。
ヒプノセラピー体験談 その169「わたしの中のバクダン」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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5歳くらいの自分が、家の中に一人でいます。
「つまんないから外に行こうっと。」
ぶらぶら外を歩きます。いつもどおりで面白いな。
お家に帰るとお母さんがいます。
お母さんは好きだけど、あんまり遊んでくれないし
すぐ怒るから、嫌い。
抱っこして欲しいけど、
イヤだって言われるとわたしもイヤだから言わないの。
しばらくすると、雪山の中に居るように感じます。
とても不思議なイメージなのですが
過去の記憶でもなく
そこではインナーチャイルドちゃんの体が半分
雪の中に埋もれているイメージ。
「どうでもいいっかな~。このままでいいや~。
世間とは馴染めないから、ここでいいな~」
悲壮感や諦めというネガティブな感情というよりも
どちらかというと、滑稽で愉快なイメージ。
「つまんないけどね」
そう語る、インナーチャイルドちゃん。
イメージの中で大人の自分がその場所に行き、
一緒に雪の中に埋もれます。
「楽しいね。面白いね」
インナーチャイルドちゃんは、
いつもその場所にいて
まるでテレビ画面で見るように
日常を過ごし、日々の様子を感じているのだと
感じられていました。
——-
とても不思議なイメージ。
幼い頃に怖かったお母さんに対して感じた
「好きだけど、嫌い」という気持ち。
その気持を感じた時
自分の中で安全な場所を作ったのでしょう。
雪に埋もれながら、
外の世界をスクリーンで見るように感じていたことに
気づかれていました。
クライアント様は
生きるために無意識の中でちゃんと自分を守っていたこと。
インナーチャイルドちゃんの無邪気な可愛さに
気づかれたようでした。
自分の中のバクダンは、決して怖いものではなく
必要で、可愛くて、楽しいものでしたね。
その気づきを大切に。
あなたらしい幸せな人生を歩まれることを
心から願っています(*^。^*)
あなたの心にはどう響きましたか?
シモン☆ヒプノセラピー 紫紋 かつ恵
シモン・ヒプノセラピー
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