◆「乳がんの術後5年、予想外に再発せず、
これからどの様に生きたら良いか判らないのです」とのご相談。
30代の前半に見つかったがん・・。
お医者様からは、若年性であることから
術後の予後が悪いであろうと言われていたのだそうです。
「何でわたしが・・・」
不安と、悲しみ、憤り、怒り
ネガティブな感情が沸くのは、ある意味当然のこと。
再発の不安の中クライアント様は、
「長生きできないのなら、
いらない物は捨てよう。やりたくないことはやめよう」と
物を整理し、人付き合いも整理されたのだそう。
そして5年。
「長生きするとは思っていなかった」とのことで
これからの生きかた探しにと、お越しいただきました。
このクライアント様のテーマは3つ
・ 自信が持てないこと
・ 結婚の不安
・ 病気になった意味
それぞれが密接に絡み合い、
このクライアント様を苦しめていたこと。
当初より3回コースにて
「しっかり心に向き合いたい」とのことでしたので
一つ一つ、丁寧に潜在意識への旅に向かいましたよ。
今回のテーマは、「自信がもてない原因」について・・
ヒプノセラピー体験談 その160「がんの術後、生き方の探求1」
※全てのセッション体験談は、クライアントとの同意の上で文章化しています。
そして私の判断、表現、加筆などにより実際のセッションと異なる場合があります。
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ここは家の中です。玄関は行ってすぐのところ
5歳くらいのショートカットの自分がいます。
一人で立っています。誰もいません。
「寂しい・・」
感じるのは、底なしの寂しさ、孤独感。
イメージの中で大人の自分がインナーチャイルドに声を掛けます。
「一人じゃないよ。」
優しく抱きしめて、頭をなでると、ホッとして
安心感を感じてました。
そして、前世・・・。
山奥の洞窟の中で一人でいる、小さな男の子
部族同士の諍いがあり、家族とはぐれて
暗い洞窟に置いて行かれてしまったようです。
月明かりの夜。
不安を抱えながら ボーゼンと夜空を眺めています。
「探せば、まだいるのかも・・」
そして、15歳くらい。
山の中で木の実を食べて成長しました
星を見て「みんなに会いたい」と願いながら
一人寂しく暮らします。
でももう泣いてはいません。
もっと年を重ねると・・子どもがいます。
短い間、妻がいて(でも亡くなり)
今は、子どもと2人。
大切な守るべき存在がいることで
毎日の生活は豊かに変わりました。
亡くなる時は、娘に看取られて。
魂はしばらくは天に昇ることなく
娘のその後を案じて上から見ていて
彼女がいい人を見つけ、
夫婦で仲良くしているのを知ると
天に上がっていきました。
その後、別の前世では、幸せな結婚をして、
穏かに全うした人生を思い出していらっしゃいました。
——-
最初に出てきたインナーチャイルドちゃん
立ち止まったように、記憶の中で寂しさだけが残っていたようでした。
それは、前世での長く感じた孤独感が
引き金になっていたのかもしれませんね。
2つの前世からのメッセージとは
「いろいろあっても、最後は上手く行くのだから
あなたももっと楽になって・・」でした。
沢山泣かれた、セッションでしたが
元々とてもお綺麗な方が
更にキラキラ輝いたように美しくなって、
帰っていかれました(*^。^*)
さて、次回は6月22日です。
ヒプノ体験談161号「がんの術後、生き方の探求2」
結婚の不安への癒しをテーマにお届けしますね~。
あなたらしい幸せな人生を歩まれることを
心から願っています(*^。^*)
あなたの心にはどう響きましたか?
シモン☆ヒプノセラピー 紫紋 かつ恵
シモン・ヒプノセラピー
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